本つげへのこだわりの
鹿児島県の最南端にて
開聞岳は、鹿児島県の薩摩半島の最南端に位置する標高が924mの火山です。
その開聞岳が一望できる、頴娃(えい)町というのどかなまちで本つげの植林が行われています。
植林した本つげ
こちらは約8年前に4代目の父と5代目の私で植林した本つげです。ちょうど第1子が生まれたばかりの年に植林した本つげなので、まるで我が子の成長のように喜びを感じています。
見て触れて、選定した本つげ
私がはじめてこの地を訪れたのは、今から約15年前のことです。当時大学生だった私にとっては、父親の仕事に同行して写真を撮ることが目的でした。その時に出会った方々とのご縁で、15年たった今でも、数年に1回は現地を訪れることができています。
本つげが成長するまでには約30年のを要します。それまでの過程で、何度も植え替えたり枝を伐採したりと、長い年月をかけて育てていく必要があります。また、成長した本つげを製品に加工する際も手作業で行われているため、本つげへの愛着を持って育てられた方たちには心から感謝します。